暇茶

高く広がる空にうつるのは
青く透き通っているのでしょうか？
暗いぽっかり穴に落ちるのは
青く濁っているものなのでしょうか？
さんざん見つめてきたその景色も
あなたにはどう見えてるのかな
知るすべもない答えに頭を奪われて
振りかざしたこの手思いとどめたくて
後ろを引きずるものが残すのは
壊れた道の切れ...

のぞき込む
水面にうつり込んだ
黄色い花
一輪摘み取って
変わらない
景色にご挨拶
新しい日を
一人感じ取るの
空を写す大地の
果てに残された...

惑い散りさりそうな
少女の瞳に
うつるのは
幻影の灯
揺らぎ形もない
灯火の明かりが
とらえるのは
少女の心
静寂が支配する
広がる荒廃の地...

おはようと始める
今日の日は
覚悟をきめた
と運命の日
朝から気分
最高潮？
今日こそは
と決着の日
変わらないそぶりを
振る舞って...

だれも僕の邪魔をしないで
君たちには理解不能な
崇高な考え中だから
やることすべて放り投げて
ただひたすらに考える
最高の暇つぶしなの
脳内機能full稼働させて
神々以上のimage作り出す
幻想世界作り上げて
人智未踏のworldへフミダス...

いつもやさしくぼくのそばにいて
いっしょに導いてくれていた
いつも笑いかけてくれていた
君の姿が懐かしくて
あの日を思い出すんだ
笑いながら君と二人で
細い糸と戯れながら
二人だけの秘密話
今でも覚えてくれてるかな
君と紡いだこの糸がほどけてく...

揺らめく満月の下
あなたと手を結びあって
夢を描きましょう
世界も偽るようなこの舞で
お互い姿も見えない闇夜の中の
おぼろげな魅惑の舞踏会
月の灯火の下
小さな願いそっと
舞い始める
行く先のない想いを空に響かせて...