僕と「僕」の戦争

A
言葉が揺らめいた 「お前はもういらない」と
繋がった言葉 「お前は誰だよ」と 僕は あぁ

B
数ある記憶 間違いなく僕のだ
全ての記憶 本当に僕のかな?

もう解んないや

S
空気を吸い込んで 同時に何か見つけ
今までの僕だった
唐突な出会いは まさかの「僕」だった
「お前は俺に俺を譲るんだ」

A
夢見心地なんて あれは嘘に決まってるんだ
夢の中には 赤い鉄の海と「僕」が あぁ

B
今までの夢 全て僕が見てきた
瞼(まぶた)の裏に問う

「君が映したその悪夢…誰の?」 

S
「空気を吐き出して 同時に何か捨てて
今までのお前だ
まあそれもこれも 今日で御終いさ
さあその手にある銃の口を さあ…」

B
昨日までいた 僕は消えそうだった
瞼の裏に 見える夢の中は いつかの

僕が

S
僕が吸い込んで けど吐き出して
投げ出した「夢」だった
「僕」にめがけて 僕は銃を放つ
「僕は諦めない!」

「僕」に吸い込まれ 弾は血を吐いた
「約束だぞ」と言って
背中を押して 「僕」は光になった
「さよなら」をまた吸い込んだんだ

La La La...



あまり近未来的に見えないかもですが、設定としましては、
近未来の技術発達により、夢を具現化できるようになったという設定です。
僕が二人登場することで、結果としてより「一人ぼっち」な
世界になったんじゃないかなと思います。そして、その
二人の争いを"僕と「僕」の戦争"としました。
「僕」に殺されると自分を奪われてしまうという部分で
食うか食われるかという状態もつくりました。

最初テーマを見た時に暗い感じにしようと思ったのですが、
曲を聴いて、前向きにせずにはいられませんでした…(笑)
ということで、最後はハッピーエンドの形になっています。


夢の中に出てくるもう一人を、「僕」と表しています。


「夢を諦めた僕を殺そうとした「僕」の歌。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

僕と「僕」の戦争

http://piapro.jp/t/MZpR

上記URLのディノさんの曲に対する作詞です。

閲覧数:173

投稿日:2013/03/01 03:52:27

文字数:824文字

カテゴリ:歌詞

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