ジャケット

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  • 非営利目的に限ります

重ねての片

「重ねての片」

幕が降りてくるよ
いつか耳にしていた
雲の向こう側で軌跡が奇跡に変われば

鳴り止めた爪音 訪れる静寂から
その線まで少し あの終まで少しと

嗚呼 二人は融ける風花で
まるで沙羅の下で寄り添う

重ねていく 耀る日の断片は
十重二十重に織りなすから
小さく息ずく気持ちの砂と
手のひらの体温は混ざります

夜が落ちてくるよ 誰かがそう呟く
天霧らす 翳る睫は
濡れて露零す葉のようで

重ねていく 耀る日の断片は
十重二十重に織りなすから
小さく息ずく気持ちの砂と
手のひらの想いは混ざる

望むのは掠れてしまう前に
理が離れる前に
触れてまた浮遊する沫珠が
手のひらの願いと馴染み弾けたら

遠い何処かで世界を創って
虹が咲き大輪を画けば
駆け足で過ぎた日が心の奥で叫んでる
此処にいて
夢の降る暦の
あの時 手に感じた想いが
まだ私を繋いで
強く強くしてくれるよ

幽玄 気づけばほら
始まり告げる社の雛
四季の歯車も動き出したら
朱や蒼や翠
目まぐるしく流れ流れて
重ね手のひらに何時までも残るから

閲覧数:559

投稿日:2010/02/22 14:42:28

長さ:06:07

ファイルサイズ:8.4MB

カテゴリ:音楽

  • コメント3

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  • NOKO2

    NOKO2

    ご意見・ご感想

    音の厚み細かさはさすがですね。いつも楽しませて頂いています。
    手元に8月版があるのですが、今の版の方が柔らかい感じがして好みです。

    2009/10/07 07:47:45

  • IMECOM

    IMECOM

    ご意見・ご感想

    和風の曲ですね。そういえば昨日は十五夜でしたっけ。

    2009/10/04 21:49:21

  • Haq

    Haq

    ご意見・ご感想

    切ない良いメロディですね。声も独特ですね。詩から和風のセンスを感じました。

    2009/10/04 15:02:56

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