髪をいじくる時の妙な気合いが虚しい
いつも聴いている歌も
今日はなんだか気にくわなくて

くだらない瞬間を笑顔に変えた
あの頃の僕はどこにいるの？

嬉しくって、飛びはねる　そんな毎日を思う
そしたら寝る暇さえ泣く暇さえ悩むこともない
どうしようか、ああしようか　僕は心を磨く
空見て両手広げ、ぽーっとすれば嫌なことがなくなってく

明日の糧になるかと辞書をひいて探しても
血の通わない文字が冷めた印象で僕も冷める

ふと気づく風、君をくすぐる
その声と笑みで僕も笑う

はじめての制服着て　おおはしゃぎしたあの時
僕らは温かさに満ち溢れた気持ちがあったよね
朝がきて夜のくる　あっという間の春には
どこかでつぼみ達が笑い転げ　満面の花が咲く

立ち上がる雑草　露が弾ける
のんきに咲くあしもとが
高く　空へ

嬉しくって、飛びはねる　そんな毎日を思う
そしたら寝る暇さえ泣く暇さえ　悩むこともない
どうしようか、ああしようか　僕ら心を磨く
うつむいた暗い過去はここに捨てて
未来を一緒に見よう
春に花々が育つように
無邪気に大きくなっていこう。