花明かりが過ぎれば
また別れの時がくる
花散らす、雨に降られて
濡れ落ちた花びら

君の手をひいては
夜をそぞろ歩いた
ひとつ、ふたつ消える灯りに
気が付かないふりして

忘れ得ぬのは
頬に触れた柔らかさ
優しい指が
伝う滴を払った


一人、花待つときは
そっと指先で辿る
本に閉じ込めた花びら
わずかに褪せた色

いつか ひかれた手は
今、面影を変えて
貴方だけが取り残された
変わらない優しい目

忘れ得ぬのは
その頬、濡らした滴
そっと掬った
透き通った涙雨


あの花 咲いたなら
また、君の手をひいて
貴方と二人で歩きたい
薄紅に染まる道

忘れ得ぬのは
こぼれ落ちた、その滴
変わらないのは
いとしいと思う心



(補足版)
※デュエットイメージなので、視点が変わります。性別は特に固定しないので、☆と★で表記。

<1>
<Aメロ> 【音数:10‐11‐12‐9】
☆:花明(はなあ)かりが過(す)ぎれば
  また別(わか)れの時(とき)がくる
  花散(はなち)らす、雨(あめ)に降(ふ)られて
  濡(ぬ)れ落(お)ちた花(はな)びら

<Bメロ> 【9‐10‐13‐10】
☆:君(きみ)の手(て)をひいては
  夜(よる)をそぞろ歩(ある)いた
  ひとつ、ふたつ消(き)える灯(あか)りに
  気(き)が付(つ)かないふりして

<サビ> 【7‐11‐7‐11】
☆:忘(わす)れ得(え)ぬのは
  頬(ほほ)に触(ふ)れた柔(やわ)らかさ
  優(やさ)しい指(ゆび)が
  伝(つた)う滴(しずく)を払(はら)った

<2>
<Aメロ> 【10‐11‐12‐9】
★:一人(ひとり)、花待(はなま)つときは
  そっと指先(ゆびさき)で辿(たど)る
  本(ほん)に閉(と)じ込(こ)めた花(はな)びら
  わずかに褪(あ)せた色(いろ)

<Bメロ> 【9‐10‐13‐10】
★:いつか ひかれた手(て)は
  今(いま)、面影(おもかげ)を変(か)えて
  貴方(あなた)だけが取(と)り残(のこ)された
  変(か)わらない優(やさ)しい目(め)

<サビ> 【7‐11‐7‐11】
★:忘(わす)れ得(え)ぬのは
  その頬(ほほ)、濡(ぬ)らした滴(しずく)
  そっと掬(すく)った
  透(す)き通(とお)った涙雨(なみだあめ)

<ラスト>
<Bメロ> 【9‐10‐13‐10】
☆★:あの花(はな) 咲(さ)いたなら
 ☆:また、君(きみ)の手(て)をひいて
 ★:貴方(あなた)と二人(ふたり)で歩(ある)きたい
☆★:薄紅(うすべに)に染(そ)まる道(みち)

<ラスサビ> 【7‐11‐7‐11】
☆★:忘(わす)れ得(え)ぬのは
  こぼれ落(お)ちた、その滴(しずく)
  変(か)わらないのは
  いとしいと思(おも)う心(こころ)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

花滴(はなしずく)

デュエットイメージ。
登場人物は二人(☆と★)、分担については補足版に表記しています。性別の固定は特にしていません。

閲覧数:327

投稿日:2016/08/04 15:34:50

文字数:1,198文字

カテゴリ:歌詞

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