【それでも君へのうただから】
a
まとまらない 小さな単語だけが溢れ出して
穴空きの パズルは色味だけを誇張してる
a
噛み合って また散り散りになっていく言葉は
何度目の 意味を見失って彷徨ってる
b
描けなくなったわけじゃないよ
未完成のまま棄ててしまうことに
慣れてしまったのが怖くって
ただただ堪らなく悔しかった
s
紡いだ詩(うた)は全部、僕のものだ
忘れた文字も全部、僕のものだ
言葉になれなかった からっぽの僕は
誰の目にも映らないままだ 「痛いよ」
a
フレーズは 吐いて捨てる程ここに溢れてる
感情に 名前を与えるのも熟れてきた
a
間違って また誰かに爪を立てる言葉を
切り裂いて くしゃくしゃに丸めて放り捨てた
b
忙しくなっただけなんだよ
迷子のピースを 繋げるために少し
僕に時間預けて欲しいな
ただただ君だけに 見せたいんだ
s
吐き出す詞(うた)は全部、僕の声だ
塞いだ闇も全部、僕の声だ
無かったことにされた 尖った心は
今も僕の胸に刺さってる 「痛いよ」
c
いつか歌に乗せたくて
感情から引き抜いた想いを
半端に散らかしたまま 押し込んでた
たったひとりの息吹に
溶け込めばそれだけで嬉しかった
それが君の明日になれば そう思った
s
気持ちは分かるなんて 言えないけど
簡単に頷いては あげられないけど
s
紡いだ詩(うた)は全部、君に宛てて
忘れた文字も全部、君に向けて
言葉になれなかった からっぽの僕(うた)は
誰の目にも届かないままだ 「それでも…」
ねえ君は愛してくれますか?
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想