『青春プロローグ』


桜咲く　この小路（こみち）で
あなたを　初めて見かけた
制服に　花びらが舞い降りて
あなたとの出会いを演出してくれたの

キレイな声がね　私に溶け込んだ
その時思った　「これは運命？」なんて

何にも気にしてなんて無いわ
出逢えた　それだけでいいわ
もう！　ただの友達って
ねぇ？　本当にそんなこと
思ってるのわたし？


桜舞う　この小路で
あなたを　また見付けたとき
隣には　可愛い娘が笑ってて
微笑んだあなたを見た　どういうことなの

わたしの知らない　そんな笑い方（かお）のあなた
その時気付いた　「これが現実…」なんて

全然悲しくなんか無いわ
それでも　やっぱりはっきり
もう！　答えをください
ねぇ…　わたしとあなたは
ただの友達なの？

当然そんなのわかってる
あなたとわたしは友達
もう…　どうしようもない
ねぇ？　わたしを好きだって
あなたから言ってよ…


あなたを見るたび　気持ちが強くなる
『わたし』と『あなた』の　関係は『何』？

本当は気にしてるんだから！
気付いて　私の気持ちに
もう…　嘘はつけないの
ねぇ…　『友達以上』は
わたしだと言ってよ！

絶対諦める気は無いわ！
あなたを想うこの気持ち
もう！　弱音ははかない
ねぇ！　あなたを好きだって
わたしから言うから！！