風が紡ぐ調べに髪靡かせ
遡る過去を探し続けてる
雨を募る静かに鍵抱き締め
ただ臨む未来(あす)の扉開(ひら)いた
求め彷徨う旅に遺す希望の足跡
悠久の薫り満ちた
幾夜超えるのか
行く手阻む嵐
この身焦がす傷みへと
一人綴る言葉儚き夢を
影を偲ぶ仕草に彩(さい)奏でて
咲き誇る華の様に厳かに
求め彷徨う度に落とす記憶の哀愁
幻想の願いかけて幾つ叶うのか
行く手灯す陽炎
想い揺らす蜃気楼
岐路に惑う焔(ほのお)
果て無き道へ
頬を掠む風が
この身刻む傷癒し
永久(とわ)に動き出した途絶えぬ時の欠片
この手かざす先に
心焦がし意味を問う
未来映し出した尊き決意
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