冬明けに目が覚めると
太陽がもう昇ってる
窓から見える景色は
去年と違ってた
時がたつほど 世界は変わる 人の歩みは止まらず
変わるばかりで 大事なものを 忘れちゃいないかい
幼き夢を 未来に託し
ひとつ、ふたつ また過ぎてゆく
想いは遥か 先へ続き
叶う叶わぬ 桜のみ知る
吹きそよぐ新たな風
空に舞う桜の花
掌の上にひらり
旅立ちの日でした
百年前も 百年後も きっと此処に桜咲く
ずっとかわらず このまちのこと 見守り続ける
春が来たとき 咲き誇るは
嬉 気持ち だだふわふわり
そしてこの道 過ぎていけば
うれしかなし 舞うこいのはな
お日様も暮れ 月が昇る
闇に抱かれ 夢の世界へ
私の時間 僕の時間
刹那 混じる 今
かの地に住まう 二つのもの
ひとつの精 幾万の人
忘れずにいて 待っているよ
故郷はいつも 此処にある
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