(3, 2, 1!)

透きとおる空を指先で弾くと
君のいない夏が街中に溢れだすの
錆びついたロケットが陽射しの中で淋しげに笑った
ほら 懐かしい風

押しよせる日々に目眩がするけど
この胸の熱さは忘れたりしないよ
二人の足跡を洗い流した夕立に向かって
走りだそう
叶わない未来を目指せ!

空とぶ靴を履いて
きらめく並木道を
嵐のスピードで駆けぬける
心の隙間に降る雨が
冷たく頬を濡らすこと
君には教えたくない

あの風にのって
思い出を探しにゆこう
水溜まりのロケットで
夏の軌跡を描くよ (Ride on!)
通りすぎた雨は
大きな虹を架ける
追憶の彼方へ
いつか私が強さを手にするときまで
空をはしれ
心を隠してどこまでも スカイフィッシュ!

街並みにとける灰色の群れは
懐かしい影を塗りつぶしてしまう
時間よとまれ! なんて叫ぶ空を鳥たちが渡ってく
さよならだね
満たされない世界と

天空のエレベーター
誰にも追いつけない
両手で掬える小さな街
そこに溢れる青の記憶
なんで? うまく掴めない
どこまでゆけばいいのだろう

この星空から
真実を見つけにゆこう
夜光雲のブリッジに
サインウェーブがうなるよ (Fly out!)
遠くへいった鳥も
いつか夜を越えて
静寂の果てへ
淡い月明かり
涙がこぼれてしまうから
いまはそっと瞳を閉じる
孤独なスカイフィッシュ

飛べ! 飛べ! 高く
ざわめく森を越えて
輝く波を見おろして
君との日々も一人の夜も
その翼に全部のせて…
(3, 2, 1)

Go!!!

風にのって
あの夏を探しにゆこう
ガラス玉のバレットで
君に笑顔を届けるよ (All right!)
通りすぎた雨は
綺麗な空に消えた
君の待つ場所へ
黄金の街へ―

夢を見ていたよ
続きはロケットに託して
共にゆこう
未踏の空をどこまでも スカイフィッシュ!

空をはしれ
私だけのスカイフィッシュ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

スカイフィッシュ

全力疾走!

閲覧数:103

投稿日:2014/02/25 19:27:14

文字数:814文字

カテゴリ:歌詞

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