消えない記憶に君がいて　何度も何度も思い出す
胸のアルバムきっとずっと色褪せないよ

風が優しく髪先を揺らす
どこか遠くではしゃぐ子供たち
窓に映った私に挨拶して
今日も未来へ歩こうかな

ふらりすれ違う人の香りにまた
懐かしい記憶が咲いた
蕾のままで閉じ込めてた『キミ』には
どんな名前が合うか教えてよ

季節は巡って春が来て　桜吹雪を思い出すよ
眠そうに目を擦る顔　猫みたいで可愛らしい
季節は巡って夏が来て　通り雨にまた降られる
濡れて走ったあの日のこと忘れないから

少し疲れて溜め息をひとつ
逃げたシアワセ捕まえなくっちゃ
熱いお風呂に頭まで沈めたら
揺れた視界もクリアになる

くらりのぼせた熱に浮かされてまた
怪我してた痛みが戻る
些細なことでいらついてた『キミ』にも
とっておきの薬をつけてあげる

季節は巡って秋が来て　舞い散る色が溢れ出すよ
こうしたらドラマみたいと　落ち葉の中寝転んだね
季節は巡って冬が来て　かじかむ手に息をかける
繋いだ指の温かさを覚えてるから

笑い合ってふざけ合って
時計を無くしたくて
喧嘩もして拗ねて泣いて
それでもスキだよって『キミ』が言うのなら

消えない記憶に君がいて　何度も何度も思い出す
この道もあの風景も　いつか君と並んで見た
季節が巡って君もいて　少しずつ変わりゆく日を
二人でそっとためていけば、それがいいよね

２Ｂメロ歌詞表記は『つけてあげる』ですが、読みは『つけたげる』となります。
ひらがな版では予め抜いてありますのであわせてご確認いただければと思います。