マヨイマヨナカ


くるくる回りだす景色が夜に溶けてく
混ざらないように吐息は白く、白く

世界は怖いからボクらは透明になって
汚れないように手を繋ぎ逃げ出した

揺らめく残像、気配はケダモノ
黒い声が木霊する

マヨイマヨナカにキミとの夢を見る
モノクロの風景
さまよいながら不確かな未来に手を伸ばしてみる
忘却の中で触れた感覚は
眩暈に沈んで静かに弾けた
醒めないようにと願う二人の影

ふらふら狂い出す秒針が棘になって
幼い心を見透かして突き刺さる

消えない痛みがボクを締め付ける
現実が遠くなる

マヨイマヨナカに捜し求めていた
秘密の暗号
過ちだろうとそこにある未来に手を伸ばしてみる
盲目の中で狂れた感覚は
柔らかなキミの手によく似ていて
この夜はもう明けないのだと知った

視界ゼロの街 軋んでく心
これは夢じゃない...
ボクらが描いた未完成の未来

迷い迷わせる...

マヨイマヨナカに夢を見るボクらは
透明になれない
暴かれてしまった残酷な未来が今そこにある
差し出したものは手のひらに残る
優しい温もり 理想の現実
そしてボクらはまた世界を描く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

マヨイマヨナカ

マヨイマヨナカの歌詞です。

閲覧数:876

投稿日:2015/06/07 16:15:35

文字数:485文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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