今日も僕らは
飛んでみたり 夢を見たり
見逃してきた景色を 羨んでみたり
憧れを握りしめる
だけ

「見たか、君らは。 飛びもしない 夢も見ない 愚か者(を)」
そんな言葉を目の前に積まれて(も)
憧れを握りしめる


"輝いた景色"が在った気がした
ただ形の有るものを積み上げていくことが
"輝いている"なんて世界は
形にならないものを
諦めていく世界でしか
ない


今日も僕らは
手元にある大荷物に手をかけて
「どんなもんさ」
と 積み上げている
憧れを握りつぶす
だけ


"輝いた景色"が在った気がした
ただ形の有るものを積み上げていくことが
"輝いている"なんて世界は
形にならないものを
諦めていく世界だろう


"輝いた景色"も在った気がした
ただ形の有るものを積み上げていくことが
"輝いている"なんて世界で
形にならないものを
積み上げていく人たちが

「もう、これまでだ。僕が歩んできた時間を 
額縁に入れて飾ってしまうよ」
そっと手をおろし 玄関にカギを閉めるときには
「なんで"それ"、やめてしまうんだ」

言ってしまいそうだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

透明のアンソロジー

透明のアンソロジー(http://piapro.jp/t/Gy5f)の歌詞です。

閲覧数:157

投稿日:2016/09/14 06:39:09

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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