今日も僕らは
飛んでみたり 夢を見たり
見逃してきた景色を 羨んでみたり
憧れを握りしめる
だけ
「見たか、君らは。 飛びもしない 夢も見ない 愚か者(を)」
そんな言葉を目の前に積まれて(も)
憧れを握りしめる
"輝いた景色"が在った気がした
ただ形の有るものを積み上げていくことが
"輝いている"なんて世界は
形にならないものを
諦めていく世界でしか
ない
今日も僕らは
手元にある大荷物に手をかけて
「どんなもんさ」
と 積み上げている
憧れを握りつぶす
だけ
"輝いた景色"が在った気がした
ただ形の有るものを積み上げていくことが
"輝いている"なんて世界は
形にならないものを
諦めていく世界だろう
"輝いた景色"も在った気がした
ただ形の有るものを積み上げていくことが
"輝いている"なんて世界で
形にならないものを
積み上げていく人たちが
「もう、これまでだ。僕が歩んできた時間を
額縁に入れて飾ってしまうよ」
そっと手をおろし 玄関にカギを閉めるときには
「なんで"それ"、やめてしまうんだ」
と
言ってしまいそうだ
透明のアンソロジー
透明のアンソロジー(http://piapro.jp/t/Gy5f)の歌詞です。
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