A1
夜陰の月よりあでやかに
今宵も華々しくひらく
さあさあ近くに寄りなんせ
夢を見せてあげる

旦那だけと何度言ったか
本気にする野暮はいらない

夜が明ければそこで御終い
それが夢の掟

B1
今宵だけ 今宵だけだと
うそぶくだけの騙し合い

まかせる身もない今宵も
囁くだけの十六夜

S1
三千世界 烏もいない
朝寝する誠もない

諦めきれぬ 心根もなく
胸に流れこむ孤独

肌を彩る 紅はあれども
桃も紫紺も見当たらぬ

見極めきれぬ 散り際に暮れ
果て無き果てに身を投げる

A2
紅殻越し 誘う仕草に
酔ったふりで乗ろうじゃないか

本気にするほど莫迦じゃない
初心なふりだけだよ

帯をほどき しどけなくなり
髪もといて さあ好きにしな

好きになるのは心以外
それが夢の掟

B2
一夜だけ 一夜だけだと
言い聞かせては募る愛

投げ出す身はこれだけだと
泣き面見せる朔月

S2
三千世界 烏が啼いて
明けぬ夜に誠はない

諦めきれぬ 心音が落ち
胸に突き刺さる空虚

肌を苛む 紅に狂って
夢に現にさまよう

見果てぬ夢を見ているだけと
今を散り急ぎ 佇む

C1
恋をほどいて見れば
恋をほどいて見れば
恋をほどいて見れば
恋をほどいて見れば

S3
三千世界 烏を消して
常世まで誠を立て

諦めきれぬ 心根を持ち
胸にすがりつく恋慕

肌を彩る 紅を逆手に
桃に本音を滲ませ

見果てぬ夢に この身浸して
咲き誇るため花開く

C2
戀という字は愛し愛しいと言う心


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

月花ドドイツ誠唄



※歌詞の改編可(要相談)。

閲覧数:143

投稿日:2012/06/04 03:09:33

文字数:649文字

カテゴリ:歌詞

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