猥雑に宣う君胡乱な詞で諭す
過ちは何時ぞ夜の帳獣の肢体隠そう
傷は深き五月雨れ髪乱れ
闇を撒く神を抱く
罪は重き時代は煌めいて
足を裂く舵を切る
時を方舟に乗せては
夢奏でる明日は未だしも
君が愛しいと言える日は遠く
さぁ、目覚めは狼狽と
春の匂う風と烈しい
刻女気は憎しみも連れ出して
君好みに飾ろう
未だ止まぬ長い雨と
未だ止まぬ愛憎の灯
傷を舐め分け合った
哀しみ恨み慈しみ
さぁ、放て夜空に無数の光と
願い届かぬ
寂漠たりし寝床の空虚
箱に収まらぬ呪縛
輝く燭に照らされ妖しく蠢きし
躯に刻む君の証霖に隠して
目覚めは狼狽と春の匂う風と烈しい
刻女気は憎しみも連れ出して
君好みに飾ろう
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