【A】
深い深い水底誰にも見られぬように
ひとつひとつ積み重ねた恋心
鍵を掛けた箱に隠した言葉詰め込んで
孤独な夜に寄り添い夢の中君を描いていた

【B】
約束の出来なかった待ち合わせに縋るよう
願い込め生きていたよ
明日出逢えるかも知れない
淡い期待だけを胸に潜ませて

【A】
優しさの海に抱かれながら
降り注いだ君への想いは
消えないで募っていくばかり
頬に伝う「愛してる」

【A】
寄せて返す波音静かな旋律揺られ
遥か彼方眠る記憶呼び起こす
白く滲み霞んだ微かな奇跡手繰り寄せ
呼び続けた名前さえ泡となり遠く離れていく

【B】
曖昧な思い出を重ね合わせ見つめては
焦がされた瞳浮かべ
探し続けている笑顔に早く触れたいから
此処から「サヨナラ」

【S】
凍えている手を握り返して
蒼い夢に溺れていたんだ
不確かな世界の中でも
見つけ出すよ何度でも

【S】
振り続けていた想いの欠片
君への愛触れて溶けていく
混ざりあい流れてく涙
どんな時も共に生きよう