一人閉じこもり
何もかも遮断する
曖昧な物語など
聞きたくもないの

黒い部屋で研ぎ澄まされた
わたしは蜘蛛が糸を吐く音さえ
聞き取れるようになったわ

今更名前を呼ばないで
先に拒んだのはあなたでしょう?
嫌いで嫌いで仕方ない
あなたはわかっているのでしょう?

目の前の扉を開けれずにいるのは
全部全部あなたのせいなのに
「おいでよ、おいでよ」
優しすぎる偽善を与えないで

寂しく横たわり
自分自身捨て去る
滑稽な慰めなど
求めてもいないの

虚無の部屋で描き続けた
自分中心の幸せすぎる世界さえ
築けるようになったわ

今更手招きをしないで
飛ばして弾いたのはあなたでしょう?
怖くて怖くて仕方ない
震えるわたしに気付いてるでしょう?

躯の力を全て投げ捨てたのは
全部全部あなたのせいなのに
「大丈夫、大丈夫」
その暖かな光で包まないで

障子に指を突き刺して
あなたを少し呼び込む
あなたの光が差し込む
白を忘れたわたしには
辛くて 痛くて 優しくて

蟻が歩く様を黙って眺める
その足音がわたしを揺らす
床に散らばる黒髪が泳いだ

ねえ今手を差し伸べて
呼んだのはあなたでしょう?
本当はずっと会いたかった
あなたはわかっていたのでしょう?

思わず裸足で飛び出したのは
全部全部あなたのせいなのよ
「ずっと一緒にいよう」
その言葉が欲しかっただけなの
あなたから聞きたかっただけなの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

QUARREL WITH WORLD

世界(太陽?)と喧嘩した女の子のはなし。

「世界」は「あなた」。「喧嘩した女の子」は「わたし」という感じです。

喧嘩してからずっと閉じこもり続けた「女の子」と、出ておいでと誘う「世界」。意地っ張りな「女の子」はなかなか出てこないけど、段々気持ちが緩んでくる。…そんな内容にしてみました。


んー…ずっと閉じこもっていた方がよかっただろうか?、なんて。

閲覧数:107

投稿日:2011/11/04 18:06:43

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました