星の美しい夜でした
僕の周りの景色だけが
ひどく輝いて見えるので
自分が醜く思えました

部屋に差し込む光が
近く見えたような気がして
叶わないものなのに
そっと手を伸ばしてしまうのだ

僕に才能はないな、そう言って笑う
少しも諦めようなんて思ってもない癖に
往生際悪い
プライド、なんて邪魔だな
明日も前向いたふりして進んで行くんだ

好きなものだけを集めた
そんな僕だけの宝箱
ただ、それだけでよかった
よかったはずなんだけど

僕は僕のままでいいと
分かってるけど苦しいな
そんな思いを隠すように
ちょっと器用になっただけ

僕に才能はないな、そう言って笑う
少しも諦めようなんて思ってもない癖に
往生際悪い
プライド、なんて邪魔だな
明日も前向いたふりして進んで行くんだ


「才能なんて、」
そう言って目をそらそうとした
見てきた景色も過ごした時間も違う
そんな相手と比べることが無駄だなんてことはとっくに気付いてる
憧れてるだけじゃ駄目で、
待ってるだけじゃ駄目で
そうなれないことは分かってる、分かってるんだ
だけど諦めたくなくて、



才能なんて何もないな……

才能なんて何もないと嘆いた僕に
少しは頑張ったって胸張って笑えるように
才能なんて何もないと分かってるけど
いつかは救われたくてこの歌を歌ってるんだ

才能なんて何もないと嘆く僕を
少しだけでも好きになれるように

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才能なんて、

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投稿日:2023/08/06 02:30:42

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

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