踊子カラオケver

誰も来ることのない
「月」のスポットライトが当たる
おぼろげな舞台（ステージ）

ただ独り　淋しく「白鳥の湖」でも踊っているわ
躓いてばかりの踊りで　まるでアヒルの子のようね

くるくると　踊り出して　ぐるぐると　眩暈がして
心が乱れる　ふらふらな踊子は
がむしゃらに　踊り出して　ばらばらな　リズムとって
終わりのない音楽で踊る

嗚呼　散り損ねた　桜のように
孤独な踊子　永遠なんて　有り得ない
色は匂へど　散りぬるを…

誰も立つことのない
オペラカーテンが閉じたままの
寂れた舞台（ステージ）

ただ独り　淋しく「くるみ割り人形」でも踊っているわ
転んでばかりの踊りで　まるで操り人形ね

くるくると　踊り出して　ぐるぐると　眩暈がして
心が乱れる　ボロボロな踊子は
延々と　踊り続け　ポロポロと　涙こぼして　　
崩れかけの舞台で　ひたすら…

※嗚呼　一度散れば　終わってしまう
　終末の踊子　いつまでも　咲き誇るなんて
　我が世誰れぞ　常ならむ…

咲き　乱れ　散る

※Repeat

嗚呼　散った桜を　踏みつけるよう
壊れた踊子　忘れ去られていく運命（さだめ）
…色は匂へど　散れ