忘れたい 忘れたい 短かすぎた夢
温かくて どうしたって 探してしまうよ
舞う色 儚く 弱虫な僕に
君がくれた さよならを

心配いらないよ 僕は大丈夫 って笑った
精一杯の嘘をついた
開花予想日を待たずに 咲いた桜色
答えを急かすみたい

約束も 確然も 無いさ
泡の様な 昨日と今日で
何度目かの季節に
繋いだ小さな祈り

さよなら このまま 続くはずだった未来は
花びらが落ちたら消えてしまうんだ
明日も 来る朝も 弱虫な僕は
歩いて行く事が凄く怖いよ
偽物の勇気じゃこの手を離せない

ただ 繰り返す 後悔が
全てが 灰になってしまう気がしたんだ
ここにある幸せだって
消えるんだ 忘れるんだ それなのに
偽物でもいい もう一度あの唄を聴きたくて
続くはずだった 未来を信じた

失くした 全てはきっと
間違いなんかじゃないさ
偽物の勇気で 手を解いた

さよなら 新しい明日は何も見えなくて
怖いけどまだ 歩いていかなくちゃ

舞う色 儚く 弱虫な僕に
君がくれたさよならの意味を
いつか消える思い出も 怖くなんてない
忘れない 君がくれた 来る未来