作詞:hiruyami
作曲:hiruyami
手鳴らす祠の主に手合わせ拝みし乙女は
百余の骸を背に立ち雅な街を行く
腕組み夜な道歩きし男女の愛道茶化して
門出の祝辞を述べ去り血沼の酒交わす
枝垂れの桜の塵跡 眺めて哀れを当てにし
口付く地酒にほろ酔い あの日を思い出す
貴方の首寄せ口付け その身を愛して肩寄せ
私は笑顔を携え 貴方に手向けるわ
手合わせ拝みし乙女に手鳴らす首亡き神主
血塗れの袖振る乙女は都の街を往く
抱き寄せ蔓延る男女の逢い道茶化して戯れ
夜中の艶美を血に換え宴の酒交わす
血染めの花火の雨跡 眺めて狂いを当てにし
口付く血酒に酔いしれ あの日を思い出す
貴方の首絞め殺して その身を愛して身を裂き
私は涙を浮かべて 貴方に微笑むわ
朱色の稲荷の鳥居を 眺めて孤独を当てにし
口付く地酒を飲み干し あの日を思い出す
貴方の首切り落として その身を愛して腐らせ
私は花束携え 貴方に微笑むわ
孤独な狐の娘は 百余の骸を背に立ち
哀しく月夜に照らされ その眼で何を見る?
口付く地酒があれども 喉元枯れ干し求める
男と過ごしたあの日々 今宵も求めて街行く
貴方の首手に携え その身を愛して地に埋め
私は骸の頭の 貴方に微笑むわ
百余の骸を引きつれ 貴方とこの街治める
血色に塗られし街夜に 私は微笑むわ
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