呼吸をすると、自分の中から何かが出て行く
そうやって、僕はまた空っぽになった

全てのものは
緩い 感覚から
白い 体温から
冷えた 横顔から
夢の 裏路地にて
過ぎ去ってしまう

ねえ
真っ白な雲は綿菓子になってくれなくて
真っ青な空は四角い窓になってくれないの
そしたら 独りぼっちね
僕らはAM.2:00の人形になる

指先でつまんで、溶かしたくなっていくのはただの夢
どうやって、私は元に戻るのだろう

一人の僕は
死んだ 戦争にて
消えた 小指が切る
空気  眩暈がして
冷えた 食事に
そっと閉口する

生まれ変わったら綺麗になって
初めての君に出会うんだ

ねえ
真っ白な雲は綿菓子になっていったとしても
真っ青な空は四角い窓になっていったのに
それでも 僕はただ
君とAM.2:00の人形になる

そう
真っ白な雲は綿菓子になっていくのなら
真っ青な空は四角い窓になっていくとすれば
僕らは 二人ぼっちね
二人でAM.2:00の人形になれる?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

アーティフィッシャルと小宇宙

ヴァーチャル・チャイルド

今まで没になった言葉を繋ぎ合わせて一種のはりぼて世界の歌詞。

閲覧数:672

投稿日:2010/06/04 22:52:16

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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