[A]
暗く染まる空
ガードレール下
鈴虫の音が響く

そっと立ち尽くす
僕の視線先
花が一つ咲いていた

[B]
あの頃の僕は純粋で
馬鹿らしいほどに素直だった

[S]
何度も歩いたこの道を
街灯ひとつ 孤独に怯えた
曲がりくねったこの道を
しるべとともに歩いていった
星が導くその先は
いつも僕が寄り添っていた場所

[A]
赤く染まる空
ビルの隙間
暮れていく声が響く

止まることのない
僕の足先
見えぬ花が咲いていた

[B]
今の僕は呆然と
何も見えぬ迷子になっていた

[S]
歩きなれないこの道を
明るさにもまれ 自分を嫌った
いくつも分かれたこの道を
自分の意志で歩いていった
星の見えないその先は
僕自身ですら知りえない場所

[C]
迷ったんだ
走ったんだ
何度も逃げようとした
引き返そうとした
それでも僕は

[LS]
進んでいこうと思った
何も見えなくていい 見えないのなら
自分の声を聞けばいい
星空の下歩いていける
こんな小さな僕だけど
いつか誰かを照らせるように

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明日も見えぬ空は

田舎から都会に出てきた僕は
自分の進むべき道を見失っていた。

曲つきました!

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投稿日:2017/06/06 22:05:51

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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