IA)眠る夢彼方で 美しく輝いた
娘の涙 零れ落ち 瞬間消えゆく

A)目覚めるは己の 早鐘打つ心よ
朧気な白 すり抜ける
記憶を掴んで立ち上がる背中

剣(つるぎ)を抱え去る 猛る恋情駆られ
その瞳には 確かなる
決意と意志とを映して

B)見慣れる景色背に駆け抜ける
止める烏合の衆
全てを捨てて貴女を救い出そう

S)例え元に戻れなくとも この手で護れる可能性 捨てるわけにはいかないから
今地を蹴って

後悔と責念抱いて 落ちる涙の意味理解し
弾劾されるべきはきっと 自分なのだと
鏡は曇り割れて 破片突き刺す

A)民衆の天秤 動かす視えぬ力
捻じ曲げられた 運命(さだめ)から
今解き放つ為に貴女の元

あの日交わした視線 悲しみと諦めを
僕は受け止め 抱き締めた
腕に残るその温もり

B)その葛藤に気付けなかった
弱さを自覚し
尚歴史の流れに逆らうため

S)かつての友情を切り裂き 突き動かす心従い 今こそ貴女の元へ行こう
天秤壊し

定められた天啓になど 絶対奪わせはしないよ 白き光放つ灯火 己の主
妄言の砂時計を 覆そうか

S)目前に立つその目からは 無垢なる雫零れ落ちる 立ちはだかる敵を倒して
この手握って

共に走り去る2つの背 闇に射す一筋の未来 誰であろうと奪わせない 貴女の笑顔
再び動き出す時計 腕の中眠る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

運命の天秤

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閲覧数:157

投稿日:2018/02/19 20:39:12

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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