S
ねえあれからどれくらい
夢を描いたのかな
さあ最後の作品だ
どんな未来にしよう
一番
A
ぼくが子どものころには
五秒あれば描けた
どんな未来にしたって
ぼくは笑っていた
A
歳を重ねていくたび
時間使い描いた
自由以上にリアルが
大事になっていた
B
必ず叶えてやるなんて思った
描く端から忘れたけれど
S
ねえあれからどれほどの
時を超えてきたかな
ねえ最後に教えてよ
惜しむ未来はあるか(い)
二番
A
好きなアニメを真似した
夢が床に散らばる
時の流れに晒され
掠れ 破れていた
A
ぼくが子どものときには
人に言えた未来も
今じゃ秘密に変わった
なぜか隠していた
B
あれだけあったはずの『やりたいこと』は
今じゃ片手で余るぐらいで
S
ねえあれからどれほどの
夢を忘れたのかな
ねえ最後に教えてよ
惜しむ未来はあるか(い)
C
生涯をかけて描くキャンバス
最初の一歩を乗せた ah―
後悔しないさ なんと言われても
走り続けてやる
S
ねえあれからどれくらい
夢を描いたのかな
さあ最後の作品だ
どんな未来にしよう
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