《A1》
瞼の裏にはどんな時でも
あなたの笑った顔が浮ぶ
慎ましくても満たされていた
過去の記憶ばかり目で追って

ただ隣にいるだけで良かった
ただ居てくれるだけで良かった
もうこの世にあなたが居ないことを
埃被った器が告げた

《B1》
“お国の為”を強要されて
“名誉ある死”を正当化して
弱い者は死に行くだけと
したり顔で捨て駒選ぶ

嗚呼「行かないで」ってさ
伸ばしたこの手は
ただ宙を掴む
だけで


《S1》
響き渡る叫び声が
震える諸刃の刃を磨ぎ澄ます
掻き 消さ れた あの
温もりを「返してよ」って

さぁ重い憶(おも)い念(おも)いのまま手に取れ
武器ならその胸奥底に
失う者がもう亡いなら
怨み辛み突き付けろ



《A arrange & short ver.》
どうか夢ならば覚めて欲しいと
あの日から何度考えたでしょう
あの時手が届いたなら
あなたを引き留められたのか

《B arrange & short ver.》
嗚呼「助けてくれ」ってさ
噛み殺されたあの声は
ただその目に映ってた
だから


《S2》
血が滲むほど握り締めた
震える諸刃の刃を振り上げろ
使 い捨 てら れた
あの人を「返してよ」って

さぁ重い憶い念いのまま手に取れ
溜め込んだ血反吐吐き捨てて
奪われた者が在るのなら
今その怨み晴らさでか


《C》
各々に抱えた
悲しみは無力で
ただ落ち逝くのを
見ることしか出来かったでも

縋るように掻き集めた屑は
打ち付けて刀に成した
掲げた刃を向けた果てに
灯火尽きても


《S arrange ver.》
響き渡る叫び声が
震える諸刃の刃を研ぎ澄ます
擦り 切れ たの どで
叫んだ「返してよ」って

血が滲むほど握り締めた
震える諸刃の刃を振り上げろ
もう 何処 にも いない
あの人を「返してよ」って

さぁ重い憶い念いのまま足掻いて
旧態依然に警鐘を
胸奥底嘆願してる
怨み辛みを突き付けろって

さぁ重い憶い念いのまま手に取れ
溜め込んだ血反吐吐き捨てて
奪われた者が在るのなら
今その怨み晴らさでか

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【曲募集】故ニ今決起スル

だるい、眠い、お腹すいた。故に今欠勤する。

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投稿日:2018/09/03 14:09:29

文字数:884文字

カテゴリ:歌詞

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