A
今宵は饗宴(きょうえん)神(かみ)弛(ゆる)む神楽(かぐら)
僕も王子の衣装で幕を上げる
君は上の空心あらず掴(つか)めない月
B
もう別れたいと突然の戦慄(せんりつ)
泡となって消えてゆく夢物語(ゆめものがたり)
ふわふわな綿飴(わたあめ)甘ったるいだけ
S
赤い門追いかけて下駄(げた)の音が遠ざかる闇の杜(もり)
会いたくなかった刹那(せつな)に心が凍り付いたんだ
1人だけの夜に注ぐ月夜に何を願えばいいの?
舞い上がった恋情(れんじょう)が散りゆく夜風とともに
(間奏)
A
ゆらゆら泳ぐ天衣無縫(てんいむい)の金魚
僕ら揺られる運命(さだめ)なのか
彼女はきっと違う別世界でいきたいんだ
B
手に入れた銀河系一の美女に
淋(さみ)しくなったらおいで
カッコつかないや割れた水風船(みずふうせん)
S
切れた赤い糸もう一度君と繋ぎたい無理かな神様
噛み締めた唇の中少しだけ甘しょっぱい
1人だけの夜に瞬(またた)く北極星に何願えばいいの?
手に入れたかった永遠という愛は夜露(よつゆ)とともに
(間奏)
S
君の姿が忘れられない百花繚乱な色濃き性(さが)よ
取り残された真っ赤な愛をどう冷ませばいいんだ
賑(にぎ)やかな夜に開かれる浪漫(ろまん)に何ぶつければいいの?
儚(はかな)いというサイダー飲み干す涙とともに
ラスS
天(てん)の川を渡ってピシャピシャ
織姫(おりひめ)は何処に隠れているの
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