君は知らないんだろうな 想い泣かれてるだなんて
長い髪揺らした風が 「涙拭いて」と頬撫でた

もし この声が届けば
遅くない あの日の言葉を…

伝わるかな 伝えたいんだよ
抱きしめてくれた あたたかさを
届くのかな 風よ届けてよ
「愛してたよ」って


青い葉を揺らした音に 耳を澄ますと君の声
子供みたいに身を縮めて 雲の流れを見送った

もし もう一度会えたら
遠くない ふたりこの距離を…

知ってたのかな わたし知ってた
もう届かない君が 傍にいる
目を背けて 見えないふりしてた
君は風になった


別れの時 未練はないと
胸を張って 笑顔で手を振る
もう君には 伝わっているでしょ?
だから もう泣かない


「愛してるよ」
それだけを

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

風人-かざびと-

もう会えなくなった彼が風になり、彼女をずっと傍で見守っている、というイメージです。

閲覧数:122

投稿日:2012/01/05 11:49:15

文字数:325文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました