ゆらゆら揺れながら
おちるゆめをみるの
つかまえてほしい この腕を
伸ばしたまま 伸ばしたまま
冷たい暗闇に融けていくから
おひさまの届かない世界で
貴方の声だけを頼りに


それは とても簡単で
傷だらけの足で幾度も迷子
脱ぎ捨てた靴が見付からなくて
膝を抱えた腕が頼り無くて
それでも、立ち上がるんだ
震える身体 痛くても


空は遠いから
星は見えないから
私のことなんて 見てなくて いいよ
いつか消し去るでしょう
ラジオのノイズが訴えた感傷


ふらふら眩みながら
逆さまな想いでおちていくの
すくってほしい 嘘でも良いから
真っ赤な空が足下でケラケラ
あと少し あと少し
貴方の声も聞こえなくなる世界で逢いましょう


もがれた手足と無くした涙で
ゲートを開けて
サヨナラ そんな言葉 笑っちゃう
私だけじゃない あの子もその子も 星になる
傷だらけの身体 抱き上げて
さいごのくちづけは腐爛



折られた指の祈りが
どうか
涙 かわりますように
世界の果ての慟哭が
どうか
産声と笑顔に かわりますように


愛してると 一言
さいごに聴かせてくれたら
私はきっと幸せだから


私はきっと 幸せだから


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さよなら海の音

閲覧数:117

投稿日:2011/08/07 14:39:25

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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