淡い期待を 少し吸い込んで
思わず零れた笑み 君と待ち合わせ


不意に昨日より息の荒い風が
ビルの隙間 吹き抜けていく
ずっと光が照らしてくれる
ダウンの代わりに夢を羽織る

中間色で溢れた街角
景色が変わっていく
そしてふと見上げれば

薄桃の微笑み 君が咲いている
私の顔もそっと綻んでいくの


五分 遅刻した君を叱る
そんな事よりどこか行こうって
いつの間にか話逸らされている
騙すように季節は変わる

流行色の服を纏う君
守られたい 握りたいの
その手ばかり見ていた

薄桃の微笑み 君が咲いている
光の粒がささやく新しい季節
刹那の煌めき 儚く散らぬよう
強く強く結んでいたい 大切な君と


動き出した時に
手袋は要らないの
鈍感な木々を
急かす太陽 それを真似て
私から手を出す


薄桃の微笑み 君は照れながら
幸せの前線に私を連れて行く
緩い坂道 浮かぶ朧雲
花粉症なんて知らない 美しい季節

眩しい光に 未来が透けている
長くなる日 いつまでも傍にいたいよ
刹那の煌めき 儚く消えぬよう
強く強く繋いだ手に 春が降り注ぐ

輝いている! 君の傍で

  



ライセンス

  • 非営利目的に限ります

spring!(仮)

春らしさ満開で。

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投稿日:2012/02/03 21:47:13

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

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