盛りすぎた 花は色褪せ
散って枯れる こともできず
役目を忘れ去る
溢れ返る 人の目を盗み
望みながら 求めながら
飽いていたの
重ね合わせ 惨めさを知る
しあわせな ゆめはいつも
自由でなお 不自然な夜に
別れ告げて 歩き出すから
未練(よわみ)を隠すまで
その顔は見せないで
眸を揺らす泪に
その手は重たくて
通り過ぎた 過去が苛(さいな)む
もとに戻る 振りをしては
哭(な)いていたの
覚悟(つよさ)を示すまで
その部屋に呼ばないで
ふたりを返すため息
微かに触れる指
上手に枯らすまで
同情(やさしさ)は寄せないで
ひとりで歩く為には
この手は甘すぎる
Hands off
http://piapro.jp/t/c86A より
題名は仮です。テーマは「放っておいて」とのことでしたので、それに恋心を絡めてみました。一応、不倫愛を念頭に置いて書きました。
タイトルの「Hands off」は「Don't touch」と同様の意味で取っています。よろしくお願いします。
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