朝焼けが　見えるかな
あなたにだけは見えなくて
そんなこと　あるのかも
否定しないのその笑顔


今日もまた　あの場所に
行くのでしょうね青空に
ひとはけの　赤い雲
描き（えがき）に行くのそうでしょう


あなたはいつもそうやって
眉を下げて笑ってさ
全部嘘　全部嘘
本当のことはなにもない　って


くるり回って私見て
微笑んでみて嘘じゃなく
痛くなるくらい激しくさ
たまには愛してみせてよね

ゆらりなびいて私見て
手を取り合って走り出そう
ばかみたいになって騒いでさ
嘘じゃないって教えてよ

===

強気な目　こう言うの
おはよう夜だねまた明日
わかってる　それも嘘
たずねてしまえば消えるでしょ


あなたはいつもそうやって
眉を下げて笑ったなら
全部嘘　全部嘘
そう言えば私も笑う　って


くるり回って私見て
夜までほらまだ後五分
驚いたならそう言って
泣きそうな顔はしないでよ

ゆらりなびいて私見て
冷えた空気が素敵よね
灯りが消えそうだから
泣きそうなのはそうだから？

===


ここまできちゃったもう無理よ
どんな表情（かお）をしようとも
嘘だと何度言おうとも
きっと離れはしない
離れることはできない
ほら　笑って


くるり回って目を合わせ
こんなに近いよすぐそこに
嘘じゃない私一人だけ
あなたの隣に一人だけ

ゆらりなびいて寄り添って
泣かないでいいのここにはもう
あなたの言葉を嘘だなんて
言う人なんていないでしょう