静かな願い
冷えたベンチに座り 見上げた空には
行き先の途切れた 白い飛行機雲
まるで今の自分を見ている気がして
ただ一人うつむいて 膝を抱える
虚しくて涙だけが こぼれ落ちてしまう
明日への希望さえも見失いそう
次の季節にバトンをつなぐ落ち葉さえ
カラカラと音を立てて 風が運ぶのに・・・
♪♪♪
叶えたい夢すべて 貝殻に乗せて
願い込めて秋の海へ 静かに流そう
転がる砂の音も ハジけるアワの音も
すべてがこの胸に 優しく響く
どこまでも果てしなく 広がる深い海
負けそうになった時は ここに戻ろう
一人だけの足跡 続く砂浜を
振り返り 夕日に涙を帰した・・・
どこまでも果てしなく 広がるこの宇宙（ほし）で
明日から未来に向かい 強く生きよう
希望の光を探し 見上げた空には
キラキラと輝く 一番星・・・
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