A
止めるクリームを 置いてきちゃって
かんかん突き刺す 日射しに耐えて
一時の我慢で もう解放って
「甘く見ると焼け痕が残るぞ」

アロエのローション 振り掛けてみて
様子を見ようと 時計を回して
黒ずむ部分も すぐ回復って
今はいいがいつまでもつんだか

B
先行きのない苛立ち 刺激しちゃだめだ
「また怒らせたの」なんて その声がうざい やだ

サビ
処世術はない
処世術はない
なにもしなくたってさあ
誰かの逆鱗に触れるらしい
いつまで生きにくい場所にいて
ガードを固めてるんだろう
待って待って待って待って


２A
どんより曇りの 天気予報で
相合い傘から 肩はみ出して
小雨に降られて もう最悪って
「話すときに雷が付くのか」

澱んだ空から さめざめ落ちて
ビニール傘持つ 手で遮って
水溜まりの道 すぐ災難って
外はいいが内には弱いんだか

2B
泥まみれの足 どこへ 持っていけばいい
「なになにどうしたの」って その顔が嫌いだな

２サビ
読心術かな
読心術かな
なにも知らなくたってさあ
誰かの気持ちが読めるらしい
いつから褪せにくい色にして
心を抑えてるんだろう
切って切って切って切って

C
一つ目 人と距離を保つこと
二つ目 会話は合わせて流す
三つ目 返信をしっかりする
じゃないと関係なんて
すぐさま木偶に降格されるから
面倒 避けるため 避けるため 避けるため
「いつも仲のいい友達でいよう」と嘯くんだ

大サビ
処世術はない
処世術はない
なにもしなくたってさあ
誰かの逆鱗に触れるらしい
いつまで生きにくい場所にいて
ガードを固めてるんだろう
待って待ってだって待って
待って待ってもう待ってって