儚く静かに溶けだす星を見たね
いまさら。 願ったって あの朝に帰れない
切なく重なる距離感 伝わらない
ためらい。 馬鹿だねって 北風が頬を刺す
会いたい。会えない? 言えない苛立ち
触れない指先 すげない二人の街
積もりたての雪を踏んで
淡すぎる恋の歌を聴いた
未完成な愛の詩は
あの頃には歌えずにいた
「ありがと、」(さよなら? バイバイ? またいつかね?)
ごまかし。 へっちゃらって 強がりが邪魔したの
消せない。(……消したい?) 褪せない輝き
絶えない人波 すげない一人の街
ウソツキにもなれないまま
流れ星をまた見逃してる
さみしいよと言えてたなら、
もっと素直になれてたなら……、
――朝焼け
水たまりの氷の膜を割って
生まれた隙間に満ちる光
そっと君の名を囁く
それを幸せと呼びたかった
私だって変わったように
きっと君も変わったんだね
今 もう一度信じてみるよ
不器用でも素直な気持ちを
未完成な愛の歌は
今の君に届いてますか ねぇ……、
いままで、これから。 春まで、ここから。
■かな・譜割り
はかなく しずかに とけだす ほしをみたね
いまさら ねが(あ)たって あのあさにかえれない
せつなく かさなる きょりかん つたわらない
ためらい ばかだねって きたかぜがほおをさす
あいたい あえない いえない いらだち
ふれない ゆびさき すげない ふたりのまち
つもりたてのゆきをふんで
あわすぎるこいのうたをきいた
みかんせいなあいのうたは
あのころにはうたえずにいた
ありがと さよなら ばいばい またいつかね
ごまかし へ(え)ちゃらって つよがりがじゃましたの
けせない けしたい あせない かがやき
たえない ひとなみ すげないひとりのまち
うそつきにもなれないまま
ながれぼしをまたみのがしてる
さみしいよといえてたなら
も(お)とすなおになれてたなら
あさやけ
みずたまりの こおりのまくをわ(あ)て
うまれた すきまに みちるひかり
そ(お)ときみのなをささやく
それをしあわせとよびたか(あ)た
わたしだ(あ)てかわ(あ)た(よう)に
き(い)ときみもかわ(あ)たんだね
いま もいちど しんじてみるよ
ぶきようでもすなおなきもちを
みかんせいなあいのうたは
いまのきみにとどいてますか ねぇ
いままで これから はるまで ここから
one winter morning
ますおさんの曲(http://piapro.jp/t/08fc)の投稿作
変更希望などありましたらなんでもどうぞ!
12/07 誤字修正
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