さめざめ啼く徒花 どんな彩を残し朽ちるの
冷え切った街並み歩く 足並みテンポを落とすよ

あなたを信じていたのは
私の嘘も本当も 優しさに変えてくれたから

雨垂れは徒然容赦なく 私は溺れていく
思い出はゆめゆめ醒めないで 夢より儚いから
愛の言葉も底が尽きれば
口糸結いて朽ちゆく


掻きむしれば痛みは 傷を隠し麻痺してくだけ
言葉以上の愛なんて 互いを縛っていくだけ

あなたを愛していたのは
私の熱もかなしさも その手で満たしてくれるから

ほしいならあなたにあげましょう 私の徒花を
要らないなら鞄に忍ばせて 家まで連れ帰って
こんな季節は
花に私を重ねたりしてさみしい


眠りつけば忘れたい記憶は
どうして流されて揺らいで
こころの浅瀬に浮かぶの


放たれたこころは雨のよに 世界を閉ざしていく
別たれたこころと裏腹に 熱は溶けない
雨垂れは徒然容赦なく 私は溺れていく
思い出はゆめゆめ醒めないで 夢より儚いから
愛の言葉が零れないように
口糸結いて朽ちゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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口糸結いて

瀬戸際の恋人をイメージして書きました

以下に読みの補足を記載するので、参考いただければ幸いです。

1回目Aパート
徒花→あだはな
彩→いろ

1、ラストC-1パート
雨垂れ→あまだれ
徒然→つれづれ
口糸結いて→くちいと ゆいて(造語です。歌詞と合わせて、口に糸を結わいて話したい言葉を封じる様子をこの言葉に込めています)

ラストC-1パート
別たれた→わかたれた

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投稿日:2017/05/26 11:05:16

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

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