光る夢　暗い日々
遠い空　暗い谷
焼き尽くす 太陽に
終止符を


罪深き民に 愚劣の指導者
その身を捧げて絶えろと嗤った
暴虐の子供 私を詰って
歪なお前は要らぬと嗤った

嗚呼 夢見た光 哀しく消える あの大空へ
夢は夢と知り尽くした後に残るは

この怒り そして この怨み そして
消える事は無き 永遠の殺意
首絞めて 縛れ 天空に吊るせ
赦されはしない罪人 葬れ


禍々しい闇 煌々と照らす
青白い月に 燃え立つ炎は
抜け殻になった 罪人の身体
灰と砂に変え この世から消した

太陽は照らす 血染めの私 死神の肌
報復は罪と唱え喚き嘆く人


殺意遂げて 人を捨てて 暗い谷を 歩き出した
空の光私の足元に届かず
人々は渇望してる 私こそが死ぬべきだと
差し出され導かれ誘われたそれは


高い空 伸びた樹に
吊るされた 縄の輪に
顔通し 首をかけ
地を蹴った


死神になり果てていた私を
愛する者など地上にはいない
禍々しい闇 煌々と照らす
青白い月に 燃え立つ炎へ

焼かれていくのは 消え去りゆくのは
哀しみ塗れの私の全身
火葬をされた果て 灰になったならば
高い空へと昇り逝きたいと願う