遠い空見上げていたあの小さな窓の向こう側
澄み切った蒼穹の理由に想いを巡らせてた僕等

無知さえも楽しくて笑い合えた
狭い世界すら
眩しくて 愛しくて 
飛び立てる時待ちながら…

ねぇ、覚えていますか?
あの窓辺から見えた景色(いろ)
雲ひとつ無い空へ羽ばたかせた
紙ヒコーキに託した希望(ゆめ)を…

背の高い草を分けて小さな背を追った細い坂
僕を呼ぶ君の声を標にした冒険のようで

いつだって二人して笑い合ってた
狭い世界でも
君が居て 僕が居て
手を繋げればそれだけで…

ねぇ、覚えていますか?
あの坂道で見てた景色(いろ)
僕等の街を見下ろした公園で
初めて君と交わした約束(ゆめ)を…

過ぎ去った時を重ね
変わっていく景色(いろ)を数えてた
還らない時を辿り
僕等今も手を繋いで…

ねぇ、覚えていますか?
あの頃僕等見てた景色(いろ)
全てのものが輝いて見えたね
曇りない瞳で未来(あす)を見ていた

きっと、変わってくものはあまりに多過ぎて
けど僕等大事なものは初めから持っていた ずっと…
Ah…




~~~~~ひらがなver.

A
とおいそら みあげていた あのちいさな まどのむこうがわ
すみきった あおのわけに おもいをめぐらせてたぼくら

B
むちさえも たのしくて わらいあえた
せまいせかいすら
まぶしくて いとしくて
とびたてるときまちながら…

S
ねぇ、おぼえていますか?
あのまどべから みえたいろ
くもひとつない そらへはばたかせた
かみひこーきに たくした ゆめを…

A
せのたかい くさをわけて ちいさなせを おったほそいさか
ぼくをよぶ きみのこえを しるべにした ぼうけんの[よう]で

B
いつだって ふたりして わらい[あっ]てた
せまいせかいでも
きみがいて ぼくがいて
てをつなげればそれだけで…

S
ねぇ、おぼえていますか?
あのさかみちで みてたいろ
ぼくらのまちを みおろしたこうえんで
はじめて きみと かわした ゆめを…

C
すぎさった ときをかさね
かわっていく いろをかぞえてた
かえらない ときをたどり
ぼくらいまも てをつないで…

S
ねぇ、おぼえていますか?
あのころぼくら みてたいろ
すべてのものが かがやいてみえたね
くもりないめで あすをみていた

きっと、かわってくものはあまりにおおすぎて
けどぼくら だいじなものは はじめから[もっ]ていた
[ずっ]と…ああ…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

EndlessLine~続いてたユメ~

http://piapro.jp/t/A3tK
OZさまの曲に詞を書かせていただきました。





雑記:
大事に過ごしても過ぎていくもの。
その中でいつのまにかかわってくもの。
"変わった"ことに目を取られがちでつい見失って失くしたと思いがちだけど今が存在するのは常に過去の延長線上。
上塗りされて見難くなったり、
見てる方向が変わって別物に見えたりしてるだけで、
真に何かを失くすことは実に難しかったりするのかも、と。
自分の中に、人との関わりの中に、
忘れたり見落とされながら続いている大切なモノは確かに有る
…といいなぁ、みたいな。

閲覧数:299

投稿日:2014/04/14 13:47:41

文字数:1,034文字

カテゴリ:歌詞

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