朝早くに鳥が鳴く
目覚めがいいねと自問自答
いつもと変わらぬ毎日に
何か無いかと期待する

いつもどおりの学舎(まなびや)の
いつもどおりの教室で
あの子はいつでも花みたい
いつも変わらず花みたい

あぁ、気付いてくれるかな
僕の存在とこの気持ち
あぁ、振り向いてくれるかな
そうやって今日も日は沈む

あなたが綺麗な花だから
ハチたちは今日も周り飛び回る
僕はまだ僕はまだ
地面を這う幼い子供

いつか羽が生えたなら
迷わずその花に手を伸ばし
飛んでいく飛んでいく
あなたの笑顔を見るために

「おはよう」と声をかけられて
辺りに爽やかな風が吹く
何気ない朝の挨拶が
僕の背中に羽を生やす

今日はなんか飛べそうだ
「お、おはよう」なんて味気ない
また今日もいつもどおりかな
生えた羽が閉じていく

あぁ、いつになれば
気持ち伝えられるかな
あぁ、また今日も
生えかけた羽が目を閉じる

私は今日も幼くて
あなたの花までまだ遠い
いつかまたいつかまた
羽が生えるその日まで

私を待っててくれないか
そうやって今日も先延ばし
いつまでもいつまでも
結局今日もいつもどおり

また明日…
また明日…
また明日…
また明日…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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恋々讃歌

テーマ:伝えられない気持ち もどかしさ

閲覧数:89

投稿日:2011/11/14 17:07:18

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

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