S
おもちゃ箱には 昨日までの僕がいる
好きなものだけ 集めて入れる箱で
広くて狭い箱に 僕を入れて
おもちゃ箱を閉じ込む
大人になるため なるために
A
精一杯 背伸びしても
変わることなく 不思議に思っている
大人には なれなくて
興味はいつしか 憧れへと
B
見せかけの 笑顔が溢れている
それは仮面の様
いつの日か 垣間見た
綺麗で怖い大人の 世界を
S
おもちゃ箱には 今日までの僕がいる
好きなものだけ 集めて入れる箱で
明るく暗い箱に 僕を詰めて
おもちゃ箱を閉じ込む
大人を見るため 見るために
A
とある日に 夢を見た
子供の僕に 大人の世界はまだ
早すぎた みたいらしく
まだいいかなと 口を閉じた
B
目を開けて 朝をお出迎えして
何も知らないと
見えないと 聞かないと
夢を夢のままにして 飛ばした
S
おもちゃ箱には 今までの僕がいる
好きなものだけ 集めて入れる箱で
広くて狭い箱に 僕を入れて
おもちゃ箱を閉じ込む
大人になるため ゆっくりと
B
物語 すべて思い通りに
書き記してきた
物語 僕だけの
おもちゃ箱から出して 開いた
S
おもちゃ箱には これからの僕がいる
好きなものだけ 集めて入れる箱で
広くて狭い箱に 僕を入れて
おもちゃ箱を閉じ込む
大人になるため なるために
S
おもちゃ箱には 今日までの僕がいる
好きなものだけ 集めて入れる箱で
そっと目を閉じ箱と 明日を向いて
おもちゃ箱を閉じ込む
大人になるため 確実に
↓ひらがな↓
S
おもちゃばこには きのうまでのぼくがいる
すきなものだけ あつめていれるはこで
ひろくてせまいはこに ぼくをいれて
おもちゃばこをとじこむ
おとなになるため なるために
A
せいいっぱい せのびしても
かわることなく ふしぎにおもっている
おとなには なれなくて
きょうみはいつしか あこがれへと
B
みせかけの えがおがあふれている
それはかめんのよう
いつのひか かいまみた
きれいでこわいおとなの せかいを
S
おもちゃばこには きょうまでのぼくがいる
すきなものだけ あつめていれるはこで
あかるくくらいはこに ぼくをつめて
おもちゃばこをとじこむ
おとなをみるため みるために
A
とあるひに ゆめをみた
こどものぼくに おとなのせかいはまだ
はやすぎた みたいらしく
まだいいかなと くちをとじた
B
めをあけて あさをおでむかえして
なにもしらないと
みえないと きかないと
ゆめをゆめのままにして とばした
S
おもちゃはこには いままでのぼくがいる
すきなものだけ あつめていれるはこで
ひろくてせまいはこに ぼくをいれて
おもちゃばこをとじこむ
おとなになるため ゆっくりと
B
ものがたり すべておもいどおりに
かきしるしてきた
ものがたり ぼくだけの
おもちゃはこからだして ひらいた
S
おもちゃばこには これからのぼくがいる
すきなものだけ あつめていれるはこで
ひろくてせまいはこに ぼくをいれて
おもちゃはこをとじこむ
おとなになるため なるために
S
おもちゃばこには きょうまでのぼくがいる
すきなものだけ あつめていれるはこで
そっとてかけてはこを あしたをむいて
おもちゃばこをとじこむ
おとなになるため かくじつに
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