赤く染まりだした世界で
君は一人たたずんで
笑う ポケットにしまい込んだ
哀を包み隠すように

照らす世界は嘘を知りながら
影を映し出すのに
僕は何も紡げないまま
君をただ見つめていた

終わる鐘が鳴る
君を急かすように

羽のない君を 羽ばたけない僕を
置いてく風が駆けていく
その手をいつかは掴めるかな
傷が癒えて消えるその日まで


君は忘れ物したんだと
笑う 下手くそな顔で
それが嫌に眩しかったから
僕は何も言えずに

終わる鐘が鳴る
僕を急かすように

羽のない君を 羽ばたけない僕を
置いてく風が駆けていく
涙もいつかは枯れるのかな
君は笑う 消えるその日まで


終わる鐘が鳴る
伸びる影が問う

汚れた世界は 穢された言葉は
これからも君を殺すんだろう
僕の伸ばす手は届くのかな
いつかは


羽のない君を 羽のない僕を
置いてく風が駆けていく
その手をいつかは掴めるかな
傷が癒えて消えるその日まで

いつか君が笑えるその日まで

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窓際の一等星

閲覧数:34

投稿日:2023/08/04 19:14:55

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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