冷たい風に揺らされながら
不安定な心臓を抉る
僕たちは常に取り残され
また深い闇に突き落とされる

地べた這いずる姿が
格好悪いというなら
枯らした声は何の為?
不安で不安でしかたなくて
助けを呼んだ声だろう?

この体が例え滅んでも
今守れるものがあるなら
僕らは喜んで負け犬になろう
まだ涙が僕にしがみつき
歩むことを留めるなら
今だけ目を瞑り強く抱き締めよう

当たり前だと思っていた
毎日が突然なくなって
僕たちの胸に刻まれるは
ただ後悔という人生の枷

空が嘆いた景色に
映った夢は誰のもの?
優しさなんかいらないと
遠くで近くで触れていたくて
未来を探しさまよった

この心が例え澱んでも
今愛しいものがいるなら
僕らは自らを押し殺すだろう
もう『いつか』が芽生え始めて
それでも不安があるなら
今だけ我儘に泣いて背中を押そう

ただひとつだけ望み叶うなら
また君と巡り会いたい

この体が例え滅んでも
今守れるものがあるなら
僕らは喜んで負け犬になろう
まだ涙が僕にしがみつき
歩むことを留めるなら
今だけ目を瞑り強く抱き締めよう

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アンダードッグ

閲覧数:27

投稿日:2016/04/02 12:57:54

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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