A1
そして記憶は
また今になり
幻の中
繰り返される

堪え切れない
海は感情
波打つたびに
黒く溢れる

B1
紅葉の頬 帳の冬
運命(さだめ)の手に
潰され消えた

S1
巻き込まれた悪夢の中
独り目醒めて
尾を銜える蛇が廻す
刻(とき)のギアを
壊せ


A2
磨かれ過ぎた
安息なんて
機械仕掛けの
鳥と同じだ

傷付き触れて
失いながら
光るガラクタ
心のことさ

B2
春の笑顔 木陰の風
砕け散って黙す世界よ

S2
組み込まれるシステム(幕切れ)から
逃げて駆け出す
焼けるような痛みの中
刻(とき)のピニオン
阻め


S3
朽ち果てては
巻戻(もど)る景色
全て見送って
君の声が最後にした
誰の為に唄った…?


S4
巻き込まれた悪夢の中
決めた覚悟で
尾を銜える蛇が廻す
刻(とき)のO(ギア)を
C(こわ)せ



【譜割り・()は一音分】

A1
そしてき
おくは
またい
まになり
まぼろし
のなか
くりか
えされる

こらえき
れない
うみは
かん(じょ)う
なみうつ
たびに
くろく
あふれる

B1
もみ
じのほほ
とば
りのふゆ
さだ
めのてに
つぶされ
きえた

S1
まきこまれた
あくむのなか
ひとり
めざめて
おをくわえる
へびがまわす
ときの
ギアを
こわせ


A2
みがかれ
すぎた
あんそ
くなんて
きかいじ
かけの
とりと
おなじだ

きずつき
ふれて
うしな
いながら
ひかるが
らくた
こころ
のことさ

B2
はる
のえがお
こか
げのかぜ
くだ
けちって
もくすせ
かいよ

S2
くみこまれる
まくぎれから
にげて
かけだす
やけるような
いたみのなか
ときの
ピニ(オン)
はばめ


S3
くちはてては
もど
るけしき
すべて
みお(くっ)

きみのこえが
さい
ごにした
だれの
ために
う(たっ)



S4
まきこまれた
あく
むのなか
きめた
かくご

おをくわえる
へび
がまわす
ときの
ギアを
こわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

C(1/23)

「C」を欠けた歯車に見立て、
完全な歯車=同じ時間(一年間…Bメロより)を繰り返しループさせてしまう原因
そしてそれを壊し、正しい時間の流れを取り戻すために戦う主人公、という設定にしました。

S2「ピニオン」は大小の歯車を組み合わせる際、小さい方に用いられる種類のものです。
大サイズのものはラックギヤと呼ばれ、歌詞では「ギヤ」としています。

閲覧数:264

投稿日:2014/01/23 12:54:51

文字数:848文字

カテゴリ:歌詞

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  • negidarake

    negidarake

    使わせてもらいました

    どうもnegidarakeです
    今回は歌詞募集に応えてくださってありがとうございました
    こちらの歌詞を採用させていただきたいと思います
    それで一つだけ変更していただきたい点があります
    S2の頭にある システム という単語を他の日本語に置き換えることは可能でしょうか?
    システムと書いて読みは別にすると言う意味です
    例えば システム(骨組み)やシステム(絡繰り) 等でかまいません
    宜しければご一考お願いします
    それではよろしくお願いします

    2014/01/21 19:13:35

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