(1)
涙色
動かない 雨の空気に
おどけてる 君の言葉
ピンで留めた

在るだけの
蔑ろの
本音の殻
中身は そう
最初から無かったんだと

嘘ばかり 君の言葉
嘘測り 君を探す

今 君を彩った 喜びが
君の心に触れて 砕けた
閉じた世界開いて見たものが
孤独 悲しみだけならば

泣き喚く 君の声
これは幻実
ひとしずく 瓶に入れて
鍵をかけた

本当の 君の姿を
子供みたいに
見せて 僕に

そっと 君を象った 虚しさが
僕の腕の中で 息をする
解かり合うことだけが 救いなら
せめて 笑ってみせないで

(2)
なみだいろ
うごかない あめのくうきに
おどけてる きみのことば
ぴんでとめた

あるだけの
ないがしろの
ほんねのから
なかみは そう
さいしょからなかったんだと

うそばかり きみのことば
うそはかり きみをさがす

いま きみをいろどった よろこびが
きみのこころにふれて くだけた
とじたせかいひらいてみたものが
こどく かなしみだけならば

なきわめく きみのこえ
これはげんじつ
ひとしずく びんにいれて
かぎをかけた

ほんとうの きみのすがたを
こどもみたいに
みせて ぼくに

そっと きみをかたどった むなしさが
ぼくのうでのなかで いきをする
わかりあうことだけが すくいなら
せめて わらってみせないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

殻の外より

お蔵入り。

歌詞12作目です。

なんだか全然ひねらない歌詞になり、
書いといて自分でどきどきしてます。

閲覧数:156

投稿日:2011/03/11 11:54:29

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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