僕の小指に残ったもの
心の端で溶けていった

夜の吐息に紛れ込んだ
無機質な嘘、空に還す

水溜まりに映る景色
少し冷えた夢のなかで

また僕だけ取り残され
独り迷ってる

前に進めない

諦めに浸っては誰かのせいにして
逃げてしまう弱虫な僕

始まりを拒んでは雨に濡れながら
耳に染みる君の音を掻き消してる

最後はいつも呆気なくて
散った花弁は戻らない

眠りについた青い色が
行き過ぎた嘘、川に流す

歪む視界、曇る声が
少し見えた夢のなかで

まだ僕だけ取り囲まれ
独り怯えてる

前が分からない

憂鬱に縋っては誰かを盾にして
消えてしまう弱虫な僕

間違いを絆しては風に揺れながら
瞼響く君の音を噛み締めてる

僕は孤独を誘う
蒸れた空気を食べる

泣きじゃくる僕の姿
君が存在しない部屋に叫んだ

叶わない恋をした僕はくだらなくて
いつも通り弱虫なまま

でもそれでも良いから褪せる記憶の中
最後聴いた君の音を抱き締めてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

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さびしんぼうP様の楽曲(http://piapro.jp/t/8WMd)に詞をつけ、応募させて頂きました。

閲覧数:164

投稿日:2013/05/12 23:47:19

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

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