これが恋だと 気付かぬまま 淡い思い胸に抱きしめた

夕闇が迫る帰宅途中に 突然の雨
止む気配見せず 降りそそぐ夕立

雨宿りをした 家の軒先で 途方に暮れる中
何も告げぬまま ただ差し出された 一本の傘

惑う私に 傘握らせ 止める暇もなく立ち去った
降りしきる雨 濡れるままに 走り去るその背を見送った


気付けばいつでも あなたのことを探し続けた
何故そうするのか 何もわからぬまま

雨が降るたびに 傘を見るたびに 鼓動が高鳴った
夢の中までも あなた探してた 心のままに

思い出すのはあの雨の日 遠ざかるその背の面影を
いついつまでも焦がれていた 何処の誰かすらも知らぬまま

あなたのことを思う度に 知らずにほころんだ淡い花
それが恋だと気付かぬまま 返せない番傘抱きしめた

(ひらがな)
これがこいだと きづかぬまま あわいおもいむねにだきしめた

ゆうやみがせまるきたくとちゅうに とつぜんのあめ
やむけはいみせず ふりそそぐゆうだち

あまやどりをした いえののきさきで とほうにくれるなか
なにもつげぬまま たださしだされた いっぽんのかさ

まどうわたしに かさにぎらせ とめるいとまもなくたちさった
ふりしきるあめ ぬれるままに はしりさるそのせをみおくった


きづけばいつでも あなたのことを さがしつづけた
なぜそうするのか なにもわからぬまま

あめがふるたびに かさをみるたびに こどうがたかなった
ゆめのなかまでも あなたさがしてた こころのままに

おもいだすのはあのあめのひ とおざかるそのせのおもかげを
いついつまでもこがれていた どこのだれかすらもしらぬまま

あなたのことをおもうたびに しらずにほころんだあわいはな
それがこいだときづかぬまま かえせないばんがさだきしめた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

初戀の唄

昔の文学作品にあるような初々しい初恋をイメージしてみました。


文字数等合わなければ修正いたしますので、お気軽にお申し付けください。

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投稿日:2017/08/12 11:43:34

文字数:763文字

カテゴリ:歌詞

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