桜ヒラヒラこの想いのせ
白く淡く咲き散っていく
この歌声が届かないなら
貴方の想いと共に
空にひらり消えていく


村外れの森の奥にある
そびえ立つ千年桜
泉の前で歌う人は
まるで桜のように儚い人
夢、幻、泡沫のよう

桜ヒラヒラこの想いのせ
白く淡く咲き誇りました
この歌声よ貴方に届け
二人笑顔と共に
空にふわり消えていく


咲いては散る繰り返す
この桜を見るたびに
思い出します貴方のことを
今日もまたあの場所で
笑いあった二人の
想い重なる淡い桜色

桜ヒラヒラこの想いのせ
白く淡く散り始めるから
この歌声は今日も響かない
貴方に届けたいけど


月明かり照らす森への小道
この胸にひらり赤が咲いた
ぼやける視界映る花びら
貴方を想う


貴方のことを愛してますと
言えなかった最後の言葉
この桜の下できっと歌うから
また会いましょうね愛しい人へ届け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

さくら【曲募集】

私が小さい頃、彼に出会った。
近付いてはいけない深い森。泉の奥にある、一本の大きな桜の下で。そう、まるで泡沫のような彼に。
彼は毎年桜が咲く頃に現れ、散る頃にいなくなる。
彼といるのが落ち着いた。共に歌うのが好きだった。
でも、もう・・。


時は巡り、再び出会うだろう。あの桜の下でまた、きっと…。

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投稿日:2016/09/18 13:18:23

文字数:381文字

カテゴリ:歌詞

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