君を想って何年経つだろう
薄れ行く日々の記憶でも
君を追って辿った道程は
色褪せる事なく残っている
本音ひとつふたつ 現実に掻き消されて行く
君は届かない どんなに腕を伸ばしても
君が生きる理由のひとつになりたかった
けれども僕は僕は 真実を知るんだ
君を幸せにしたいわけじゃなくて
僕が幸せになりたい ただそれだけのエゴだったんだね
君を想って何年経つだろう
結ばれる事を祈っていたけど
心のどこか暗闇の中で
報われない事に気付いてた
勝手ひとつふたつ重ね 独りで堕ちて行く
君は届かない どんなに大声で叫んでも
君との現実に固く鍵をかけて
抗えない今日も明日も 君と違う空を眺め
心の弱さから本当の言葉を
発せない日々は朽ち果て 過去の思い出になる
離れ行く声と残り香が恋しい
それでも僕は僕は別の道歩くんだ
恋を忘れる為に 愛を憶えていく
そんな現実に僕は 身を委ねていてもいいのかな
そろそろ行かなくちゃ
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