心海
歩く事が下手だから 小さな石に躓いた
そんな自分が情けなくて どうしようもなく嫌いだ
心の中で呟いてる「他人となんて比べるなよ」
分かっているんだそんな事 何度も言い聞かせてきたから
焦燥感の荒波に揉まれて 悟ったような顔をして
諦めたふりをして見るけれど
また心の底から叫んでる
誰にも知られない傷を作ってきた
それは歩いてきたという かけがえの無い証拠なんだ
僕が消えても 世界は回るけれど
明日も僕は生きていくよ 心の中の君と共に
強がり 気にしないフリ 塩水が染みた傷口
そんな些細な悪足掻きも 大切な時もある
青く見えた芝の事 素直に他人を褒められない事
小さなこのプライドも 全てを抱えて歩いてきた
虚無感が心を蝕んだ時に 「どうでもいい」と吐き捨ても
また瞼を閉じて待っている
何かが変わる日の朝を
誰にも聞こえないため息を吐いてきた
やり方も分からないまま 歌った涙のための唄
僕が消えても 誰も気づかれなくても
明日も僕は生きていくよ 心の中の君と共に
君の放つ言葉の 一つ一つが
僕の的を見事に射抜いてみせるから
あの日君を海の底に閉じこめた
けれど
僕らの傷も痛みも全部 互いに知っているから
僕らはきっと 手を取り 立ち向かえる
心の中の君も 何時かは好きになれるかな
やり方も知らないけど その手に触れてみるよ
僕らの一歩は とても小さいけれど
何時かは互いを許せるように 君と笑えるように
心海 歌詞
オリジナル曲:心海の歌詞です
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