[A]
湿気る土に 陰る曇り
離す褥 終の朝寝

[B]
潤し 降りやみ 気まぐれ 時雨
唐傘 片手に 出掛けに 行こか

[A]
知らぬ顔に 馴染みの顔
交わす縁と 終の袂

[B]
振れ合い 過ぎゆき 誰彼 別れ
孤独が好みか どこまで行くか

[S]
雨粒葉を揺らし 侘しき 吹きさらし
秋越え暇乞い 浮き憂く想い

[A]
響く鐘に 沈む夕日
さようならば 終の礼を

[B]
ささめき ゆらめき 徒然 時雨
かえりみ 帰れど 何とも 何も

[S]
雨雲月隠し 哀しき 独りの世
飽き越え暇ゆえ 持て余すのみ

[S]
雨粒葉を生かし 愛しき 一つ時
明き乞う 終の四季 しじまにあれと


______________
読みがなは前verにあります

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

終時雨

「雨の日ってなんとなくとりとめもない考え事しちゃいますよね」って感じの歌詞。
穏やかに静かに淑やかに物悲しく。

なおるさんの和風な曲(http://piapro.jp/t/HJwJ)に応募しました。
曲のリズムが大変良かったので、合わせて韻も踏めるようにした、つもり、です。

閲覧数:225

投稿日:2012/10/06 22:20:47

文字数:330文字

カテゴリ:歌詞

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